インターネットでの誹謗中傷を未然に防ぐためには、まず人の恨みを買うようなことをしないというのが基本になります。
人から恨まれるようなことしなければ、誹謗される可能性はかなり低くなるでしょう。
そのためにはまず、他人の悪口を言わないように気をつけるべきです。
他人の悪口は、誰しも何気なく言ってしまうことがありますが、言われた方はけっこう傷ついてしまうものです。
それを根に持ってインターネットで仕返しすることはよくある事です。
他人の悪口を言うと、結局自分に跳ね返ってくるので厳に慎まなければいけません。
自慢をしないということも大事です。
インターネットで誹謗中傷してくる人の中には、嫉妬心が動機になっている方がかなりいます。
自慢をしてしまうと、その嫉妬心を煽ることになり、誹謗されやすくなってしまいます。
自慢すると、本人はちょっと優越感に浸れて気持ちいいかもしれませんが、実は自慢行為はやっても何もいいことはありません。
他人の恨み妬みを買うだけで、後々ろくなことにならないですから止めましょう。
強硬な意見を表明することも避けた方が無難です。
最近は、正論をズバリ言って相手を論破することがカッコいいことだ、というような風潮がありますが、相手をこてんぱんに論破してとっちめたりすると、大きな恨みを買う原因になります。
わざと強硬な意見を並べ立てて炎上させて目立つことを狙っている人もいますが、そういうのは一部の特殊な人達がやっていることで、普通の一般人は真似してはいけません。
とくに政治的な主張・発言は控えた方が無難です。
政治的な発言は、どんなにソフトに言ったとしても、やはり反対者というものが現れてきます。
誹謗されたくないなら、あまりその分野の発言は積極的にしないことです。
インターネットになるべく関わらないようにするというのも、中傷を避けるのには有効でしょう。
SNSやブログでの発信を思い切ってやめてしまうというのも悪くありません。
炎上して誹謗中傷の標的にされる原因の多くが、SNSなどでの不用意な発言からというケースが多いです。
SNSは気軽に書き込めて楽しいかもしれませんが、そこで書き込む内容は全世界に発信されています。
不用意なことを書き込むと、一気に拡散されて瞬く間に炎上してしまうかもしれません。
動画投稿をやめるのも有効です。
SNSだけでなく、動画投稿サイトに変な動画を投稿して炎上するケースも頻発しています。
とくに広告料の獲得を目指して、公序良俗に反する動画を投稿する人があとをたちません。
動画投稿からきれいさっぱり足を洗えば、中傷されるリスクは大幅に減ります。
実名の公表や顔出しを避けるというのもいい方法です。
他人から悪口を言われても、実名を公表していないのであれば、それほどダメージはないですし、無視していればいいだけです。
という感じで、インターネットでの誹謗中傷を未然に防ぐ方法をいろいろと紹介してきましたが、それでも、悪口を書き込まれる場合はあります。
中傷する人の中は、たんに腹が立ってという理由ではなく、もう他人を中傷することが喜びで仕方ないというような歪んだ人格の人も少なくありません。
そういう人は、誰であろうとターゲットにして人の悪口を書き込みまくってしまいます。
このような人は、どのように対策していようとも無駄でしょう。
こういう人となるべく関わらないようにしたいものですが、狙われてしまったら、もう厳正に対処するしか仕方ありません。
こういう人は放置しておくとどんどんつけあがっていくので、厳正に対処するのがおすすめです。
弁護士などに相談して、法的に対処するなどした方がいいでしょう。
被害が拡大する前に、迅速に対応するのがおすすめです。